畑に生えている桑の実があって、いいでしょう、と以前自慢した。
ジャムにしたい、なんて色々なところで吹聴しまくっていたら、桑の実は甘すぎてジャムにすると固まんないから、桑の実200gに対してスプーン1杯くらいレモン果汁を混ぜると良い、というような助言などもいただいて、気分は大変幸福であった。
また、桑の実をおすそ分けした方は綺麗に写真を撮っていただいて、さらにヨーグルトにかけるソースに調理された様子がブログに掲載されたりして、これも大変嬉しいことである。(ほんとにありがとうございます)
畑で作業の合間に、桑の実をつまみ食いするのは誠にシアワセな気分である。
で、そのとき気が付いたのだが、桑の実をちゅーちゅー吸っている虫がいるのである。
なんとそれは、コメツキムシであった。
夜、たまに部屋に紛れ込んできて、触ると死んだ振りをして固まり、それをあお向けにひっくり返しておくと、まるでレスラーの様に首だけ使ってブリッジし、
次に反らせた身体を勢い良く戻してパチンと音を立てて(反動で)ジャンプし、元の姿勢に戻るという、あのムシである。(長げーよ!)子供の頃はそれを面白
がり、何度も何度も何度もあお向けにひっくり返して遊んだものである。コメツキムシは数度目には疲れ果て、はじけなくなるのであるが。
何か懐かしい感のあるこのコメツキムシが、まさに私と桑の実をめぐって競合しているのであった!そして、コメツキムシの生態を垣間見ることができたのである。こやつは昼間はこうやって桑の実に吸い付いているのである。やあこれはうまい汁であることよ、などと言っているかどうかは知らないが、(私はそう言うけれどね)奴めは他になにか喰うのかなー?--kata
TBありがとうございました。
本来はこちらからしなくてはいけなかったのに、
すっかり忘れていました。(゜o゜)
ところで、『甘い汁を吸う』 ってのは
まさにこの昆虫さんのことですねぇ。
投稿情報: goma_pen | 2005-06-25 08:52