数ヶ月ぶりに再開である。
以前つけていた「山川草木」という立派なタイトルに全然そぐわない内容ばかりを書いていて心苦しかった。だから、再開に伴なってタイトルを変えるのである。
新しいタイトルを色々考えていたのであるが、たいして面白きものが思いつかない。
とりあえず、仮にこのタイトルにした。
私の場合、本や音楽を選ぶのに、興味の対象として広がっていくのは、大抵、芋蔓式にである。(そうではない事も多々あるが)
タイトルにしたのは、芋蔓式をオススメしているのである。
芋蔓式に見聞が広がっていくのは楽しい。
たとえばの話、およそアレとコレは見当違いのモノやコトで、少しの関係性も見出せぬ、という場合でも、そこから芋蔓式にモノやコトを追っかけていくと、何時の間にかその線が重なったりする場合も無きにしも有らず、である。線が繋がった、というようなときは、何か秘密めいた真実を発見したような気分になって、大変に嬉しいものだ。
「えぇっ?!そうだったの?」とか「ふむふむ。さもあろう」とか、そうした見聞がどんどん広がっていくと、今まで見えなかったものや、隠されていていた物事が、ようく見えてくるかも知れない。
見えてきたなら、しめたもの。
長きものに巻かれずに生きていく事叶うやも知れぬのである。--kata
詳しい解説をありがとうございました。
長いものに追われない生活をめざすというところでしょうか。
たしか以前も「モモ」出てきましたね。
「モモ」は私も小学生の頃から愛読してます。年を重ねるごとに新しい発見のある本だと思います。
・・・つい長く書いてしまいそうなのでこのへんで・・・
投稿情報: こけ | 2005-11-15 20:02
こけ様、ありがとうございます。
でもそれを言ったらこのブログの最大のネタバレでございます。なんちゃって(笑)
私自身、「長きもの」に巻かれておるのでございます。最近バイクなんか買ったのでまたさらに一巻き(笑)
いや実はちょっとづつですが、過去にネタはバラしています。
尼崎線の事故のエントリおよびコメンツに最大のヒントがあります。
事故の本当の理由とは何だったのでしょう。
"1分の遅延も許されないサービスを求めている我々"と書きましたが、では一体何が我々にそれを求めさせているのでしょう。
その「何か」が本当の理由だ、と私は言いたかったのでございます。
ミヒャエル・エンデ作「モモ」というファンタジーにその「何か」がわかりやすく描かれています。
私はアサハカにもその「何か」は「長きもの」というふうに言い換えられる、と考えたのでございます。または「時は金なり」とも言い換えられると思います。(あ。バレた:-)
私は「長きもの」から脱出したいとおもっています。そして多くの人たちもそれに気がついて脱出を果たされると、世の中ホントに暮らしやすいだろうなあ、と考えております。
投稿情報: kata | 2005-11-11 21:28
リニューアル復帰おめでとうございます。
もうやめてしまうのかと心配をしてました。
ところで「長いものに巻かれない」・・・って具体的にどういったことをさすのか、差し支えなければ教えてくださいませ。
投稿情報: こけ | 2005-11-11 20:03