フルーい本である。
この本が出て映画になったのは私が小学校5年の時だそうである。
そういえば、学校で主題歌をみんなして唄っていたのを思い出した。
おとこわぁ~だーれぇーもみなーむくちぃなぁーへーいーしー。
今にしておもへばカッコいい歌であった。
で、前回、読んでから観たと書いてしまったが、大いなる記憶違いであったことである。
なぜかというと、当時クラス一のおどけ者でクソバカガキだったワタクシにはこの小説の内容は高度すぎるからである。
したがって、この小説を読んだのは、映画がTVで放映されたのを見てから大分時間がたってから、多分、中学校3年で谷田部に越してきてから、地元の一貫堂書店で購入して、であろう。
映画では高倉健が山の中でヘリコプターに銃撃を加えているシーンと薬師丸を背負って歩いているシーンしか記憶がない。スジなどすっかり忘れてしまってい
る。先日会員になったばかりの貸しDVD屋に走ったが、貸し出し中とのこと。(ここの貸しDVD屋には私の見たい映画の多くが置いてない。そして手にとる
タイトルは必ず貸し出し中なので大いに不満である)
では本を読むべしと本屋に駆け込んだが、そういえばその昔私はこの本は入手済みであるということを思い出し、自宅に戻って、本棚をぶっかきまわして探し出したのである。
面白いので一気に読んでしまった。
でも記憶に残る映画の断片的なシーンは小説には一切登場しない。ということはシナリオでは大きくスジが違うということであろうか。早く映画を観てその違いを楽しみたいものである。--kata
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