携帯電話での文字入力が圧倒的に不得手である。
一つの文字にたどり着くのに、なんでこんなちっこいテンキーを何回も押さなきゃならんのだ!小文字の「i」は「た」を6回押すっと、いかん!行きすぎである!くっそこれ戻らぬのか、もう一巡りって、あーまた行き過ぎた!!などと格闘してるうちに、なんでここまで苦労しなきゃならんのだ、ウチに帰ってパソコンで打ちゃいーじゃねーかこんなもん、というふうになってオンフックボタンをおもむろに押す午後3時、というような私であった。
だもんで、携帯メールははっきり言ってキライだし敬遠していた。
それはごく親しい友人にもアドレスを教えないという徹底ぶりであった。
ま、それはさておき、携帯電話用のqwertyキーボードが商品化されておる、っつー情報は掴んでいたのであるが、もともと携帯メールはあまり使わないから要らないやと思っていたのである。イヤむしろ図書館での調べ物の時ノート代わりにPDAとそれ用のキーボードが欲しかったんである。
ある日、このweblogの会社のページを読んでると「携帯電話から投稿ができるよ」なんて書いてあるのである。おお。そうすると例えば旅行に行った先で「いとをかし」的な事象に遭遇したときにとっさにそれを書き記し、それを投稿できるのであるなそれは素敵だ!というふうに頭の中は短絡したのである。…そう、そんなの書きっこない事は現時点で容易に想像されるのであるが。
で、お金も無いのに買ってしまったのである。携帯キーボード。高かった。嗚呼。
携帯に取り付けたところ。
やっぱりストロボ光らせないと手ぶれします。
後ろに写ってんのは、10年前、皆が垂涎の的だった往年の名機DECのハイトラ。
B-TRON 超漢字(!!)が走ってます。いいでしょう(笑)
使ってみた感は如何にと?
携帯メールの入力は速くなった。格段に速い。けれど、パソコンと入力の作法が若干違うので戸惑うことが多い。閉口しているのが、文字の確定と改行の操作である。パソコンでのEnterまたはReturnキーが文字の確定のみに使われて改行はその上のキーを使う。だから改行のつもりでEnterキーを押すと全体的な文字入力の確定(編集の終了)とされてしまうのである。イヤそうじゃないんだ俺は改行したいだけなんだ編集の終了を指示したわけではないのだあぁぁ。というふうにキーボードは手に入れたものの携帯メールでのドタバタは一向に解消しないのであった。アホだなあ。長きものに巻かれまくっておるのである。
でもでもせっかくだから、この項は(さっきから物凄い苦労して)携帯で書いたのである。しかも家で(笑)--kata
自分でコメント(笑)
携帯で書いて掲載した後、パソコンで修正しているワタシ。
しかも写真まで撮って…。
投稿情報: 片貝 | 2005-05-11 23:55