今年のお盆は暑かった。
今年の暑い熱いお盆休みは、ワタクシの所有するオートバイ「朔月号(さくづきごう。この場合さくげつとは読まないのである)」の本領発揮となる一大絵巻物語が繰り広げられたのであった。
そのきっかけはこうである。
「カタカイさんはお盆休み、どこかへ行くの?」
と、問われたので、
「あーそうだなあ。福井の小浜に行ってこようかなあ」
「ふーん福井ねえ」
「時に君は小鯛ささ漬けというのを知っているかい」
「しらない」
「小鯛を三枚におろしたのを米酢と塩で味付けして、杉の樽に詰めてある。杉の香りがほんのりと、それはそれは美味いおいしいステキなお土産品なのである!二年前に偶々喰ってそれは旨くってたいそう感動したことである!」
「美味そう。食べたい」
「そしてそれを小浜でつくっているので、そこへ行って、関係各方面へ宅急便で発送すると。云々かんぬん…」
とかなんとかクチバシってしもうた。言ってしまったからには行かねばならぬ…ことよ。
あーオイル注ぎ足さないといけんなあ。
ということでつづく--kata
コメント